Hypothetical Thinking

現在、顧客に求められる製品やサービスは多種多様化し、その変化の早さも増しています。その様な顧客ニーズに応える企業は、成果に結び付く行動の選択の意思決定を常に迫られています。しかし、意思決定のための十分な情報を入手・理解し、また、それを検討して決断を下す時間も限られていることが実情ではないでしょうか。


このような状況下でビジネスリーダーに求められる能力のひとつが、仮説思考力です。ビジネスに求められる仮説思考力とは、「問題に対し、その時点での最も適切な答えを持つ」力です。但し、それは単なる思い付きの答えではなく、説得力のある根拠を持つ答えでなければなりません。

ビジネスのための仮説思考力とは何か?

弊社の研修プログラムは、インストラクショナル・デザイン法により開発、実施し、研修成果を高めるためのプログラム品質の管理をしています。

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仮説とは

仮説思考とは

参考文献:

 内田和成著 (2006)「仮説思考」東洋経済新報社

 JMAC 著 (2008)「仮説の作り方・活かし方」日本能率協会マネジメントセンター

仮説とは、文字通り「仮の説」です。生まれたばかりの仮説は、その根拠となる情報もまだ確固としてはいません。その仮説を検証していくこと、即ち、その根拠となる情報を固めていくことで,より説得力のある仮説に成熟していきます。

成熟した仮説は説得力
のある根拠を持つ

時間の制約下で、如何に目的を達成するのか。その近道を見つける方法が逆算です。目的を達成するには何を目標に定めるのか、その目標を達成するにはどの行動を取るのか。目的とする結果から遡って考えることで、目的達成のために本当に必要な行動が見えてきます。

仮説は達成すべき
目的から逆算で導く